冠着山でナイトハイクに挑戦!
冠着山(かむりきやま)は標高1,257mの山で、別名、姨捨山(おばすてやま)とも呼ばれています。
「長野 ナイトハイク」で検索すると長野の名だたる山々を差し置いて、検索上位に出てきます。
ナイトハイクは言葉の通り夜の山を歩いて行きます。昼間の山と違い、森の中のちょっとした音にびびったり、飛びかかってくる虫に悲鳴を上げたり、動物でも飛び出して来ようものなら心臓がバクバク。
そんな怖さを乗り越えて夜ならではの景色を楽しめるのがナイトハイクの魅力。ナイトハイクしてみたい!という方のために実際に登ってきた体験と写真付きでコースの様子を紹介します。
冠着山へ登るルートはいくつかありますが、今回の記事で紹介するのは最短距離で山頂まで行ける冠着山登山口からのコース。往復1時間ほどのコースなのでナイトハイク初心者向けです。
ライトを準備してさっそく登ってみましょう!
冠着山登山口コース概要
標準コースタイムは1時間8分、登りが35分となっています。地図などに記載はありませんが標高1,200mあたりに展望台とベンチがあり休憩ができます。
今回のコース概要はこちら↓
冠着山登山口コースの様子
冠着山登山口駐車場
冠着山登山口駐車場は標高1,060mにあります。砂利敷きで整備されており、20台ほど駐車できます。駐車料金は無料です。トイレはないので、ふもとの市街地で済ませてから向かいましょう。
駐車場までのアクセスは戸倉上山田温泉街から県道498号線を上がってくるのがわかりやすいです。きちんと舗装はされていますが、カーブが多く道幅が狭いところもあり、岩や木の枝が落ちていることも多いので運転には注意が必要です。
駐車場~冠着山
白樺などの木でできたトンネルを登っていきます。新緑がきれいなので昼間ももちろん楽しめます。秋は紅葉が楽しめそうです。
登っていくにつれてだんだん細くはなっていきますが、踏み跡もしっかりついているため、迷わずに登れます。
樹林帯で道中の眺望はあまりよくありませんが、標高2,000mあたりに展望台があり、聖高原越しに鹿島槍などの北アルプスを見ることができます。
日没少し前から登り始めると真っ暗になる前に登ることもでき、マジックアワーも楽しめるのでおすすめです。
冠着山山頂
駐車場から35分ほどで山頂に到着!山頂には冠着神社の鳥居や祠があります。山頂は北側が少し開けており、そこから夜景百選に選ばれている善光寺平の夜景を見ることができます。
この日は曇っていたため星は見えませんでしたが、晴れていれば星空も見ることができます。
おわりに
冠着山は登山道がわかりやすくコースも短いため、ナイトハイクデビューにはおすすめです。夜の山はやっぱり怖いという方は友人を誘ってみたり、ツアーに参加してみてはいかがでしょうか?
※夜の山は鹿や小動物の活動が活発になります。いきなり飛び出してくることもあるので注意が必要です。
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