【登山】北信五岳 斑尾山・チロル登山口コース情報

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北信五岳 斑尾山に登ろう!

斑尾山(まだらおさん)は標高1,381mの山で、妙高山、戸隠山、黒姫山、飯綱山と並んで北信五岳と呼ばれています。ほかの山が標高2,000m前後なのに対して小ぶりな山です。

斑尾山に登ってみたい!という方のために、実際に行ってきた体験と写真付きでコースの様子を紹介します。

この記事で紹介するのはチロル登山口から斑尾山とお隣の大明神岳を登る往復コース。斑尾山の登山コースの中では眺望がいいコースです。

斑尾山山頂は眺望がないため、合わせて大明神岳へ登ることをお勧めします。大明神岳からは野尻湖と他の北信五岳を一望できます。

北信五岳の第一歩、斑尾山に登ってみましょう!

斑尾山・チロル登山口コース概要

標準タイムは3時間2分、コース断面はきれいなプリン型です。スキー場のゲレンデを登っていく、ほぼ直登のコースです。スキー場の上まで上がると傾斜は緩くなります。

今回のコース概要はこちら↓

https://yamap.com/activities/32082067 YAMAP活動日記から引用

チロル登山口コースの様子

チロル前駐車場

チロル前駐車場は県道97号を進んでいくと「斑尾山登山口」の看板があります。看板に従って進んでいくとテニスコートの前に15台ほど駐車できるスペースがあります。小さいですが「登山者用駐車場」と看板があります。

冬はスキー場ですがグリーンシーズンはキャンプ場として利用されており、キャンプ客用の駐車場が周りにたくさんあります。間違ってキャンプ客用の駐車場に停めないように注意しましょう。

登山客用駐車場

駐車場~斑尾山

駐車場をスタートして斑尾山山頂を目指します。このコースはスキー場の中を登っていくため、コースからの眺望はとてもいいです。

斑尾山の姿は目の前にありますが山頂はここからでは見えないので、頑張って登っていきます。中腹から振り返るとスキーシーズンのホテルがたくさん並んでいるのが見えます。

スキー場を登っていくので迷うことはないと思いますが、ところどころに登山道を示す看板もあるため安心です。

道中にはワラビやウド、根曲がり竹など山菜はえていますが、スキー場は私有地内なので採る場合は許可が必要です。

スキー場の上まで登りきると、樹林帯に入ります。山頂はもうすぐです。

下から見た斑尾山
中腹から見たスキーリゾート
看板があるので安心
スキー場の上は樹林帯

斑尾山山頂

斑尾山山頂は標高1,381mで低く、植生も豊かなので眺望はありません。山頂標識と三角点、薬師如来を祀った祠があります。

落ちている看板によると、薬師如来の祠には13体の薬師如来像が入っており、祠から出すと雨が降るという言い伝えがあるようです。13体ぴったり入るように作られているのですが、きれいに収めるのは難しいそうです。

不用意に出して遊ばないようにしましょう。

山頂標識と三角点
薬師如来の祠

斑尾山~大明神岳

斑尾山は眺望がないため、となりの大明神岳に向かいます。20分ほどで到着します。道中は樹林帯のため眺望はありません。

大明神岳山頂

大明神岳山頂からは、ふもとの野尻湖と飯縄、黒姫、妙高、戸隠の残りの北信五岳が一望できます。残念ながらこの方向しか眺望がありません。

以前は大明神岳の山頂を示す看板が脇の木に掛けられていましたが、今回登ってみたら見つけることができませんでした。

飯縄山・戸隠山・黒姫山
戸隠山・黒姫山・妙高山

帰りはさっそうとスキー場を下ったら、登山終了です。おつかれ山でした!

おわりに

斑尾山は標高1,381mと北信五岳の中ではひときわ低く、コースタイムも短めです。登りやすい山ではあるのですが山頂周りだけ眺望がないのが残念ポイント。

夏になると暑くて登るのがつらくなるので涼しいうちにクリアして、他の北信五岳に挑戦するのがおすすめです。

北信五岳攻略の第一歩、斑尾山に登ってみてはいかがでしょうか?

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